あんにんにっき。

日々思ったことや、おこったことを記録するブログ。要するに日記。

初音ミクのキャラクターイメージってなんぞ?

 昼に、はてブあたりから見つけた内容。
 http://blog.piapro.jp/2008/01/post-15.html
 公序良俗に反する音楽を作ってはならないらしい。初音ミクで。

VOCALOIDやキャラクターのイメージを誤解し、困惑、嫌悪の感じをいだく可能性がある場合、VOCALOIDやキャラクターのイメージに悪影響があると判断させていただく事がございます。

 という事らしい。
 キャラクターのイメージ云々って言われてもな。そもそも、楽器というか道具というか。ソフトウェアなわけで、そこにキャラクターのイメージと言われても。
 そもそも、ボーカロイドというものに、ああいうアニメ調の絵をつけてる段階で、「困惑」「嫌悪」の感じを抱く人だっているんでないかと。音声合成という物に対して悪いイメージが付く、とか言われたら、どう対応するのだろう。
 で、自宅に戻ってニコニコ動画で見てみたら、デPの作品が削除されていた。
 ま、確かにエロチックというか性的な事を連想させるような単語が頻発していたので言わんとすることは分からないでもない。が、別に放送禁止用語連呼してる訳でもないわけで。

黙認のレベルを超えていると判断せざるを得ませんでした。何卒ご理解いただけますようお願いいたします。

  黙認のレベルを超えている、とかいうけど、そもそも初音ミクで楽曲作ることは、黙認していただくような性格の物なのだろうか?
 一番困惑したのは、ニコニコ動画で権利者削除、という扱いになっていること。
 作った楽曲自体の権利はデPに有るわけで。どういう権利を行使した結果、権利者削除という事になるのだろう。
 これ、この論調でそのまま推し進めていくと、制作物にキャラクターを付けておけば、いやな物は全部権利者削除できたりするんだろうか。たとえば、キャラクター名が付いているお絵かきツールで書かれた公序良俗に反する絵は、ツール制作会社の手で権利者削除可能なのだろうか。エディタにキャラクターとか付けたら、そこで書かれた公序良俗に反する文章は権利者削除可能なのだろうか。
 どうにも、腑に落ちない。
 ちなみに、公序良俗に反する物を良い、と言うつもりもないのであしからず。