コロッケの偽ミンチ問題に思うこと
この手の話を聞くだに、仕組みの問題なのではないか、と思う。
http://www.asahi.com/national/update/0619/TKY200706190696.html
北海道の食品加工卸会社が、食品大手・加ト吉(本社・香川県観音寺市)の連結子会社・北海道加ト吉に、主に豚肉を使ったひき肉を「牛ミンチ」として出荷していたことが分かった
食品の偽装も、偽装建築物も何もかも、お金が足りないのが問題なのではないだろうか。
要するに、値切る→お金足りない→コスト減らす→それでも足りない→品質削る
という流れ。消費者が価値ある物にきちんとお金を払わないのが問題。安くても牛ミンチがいい、と要求するのではなく、合い挽きミンチで良いから安いのが良い、と意思表示するべき。
ちょっとでも安く、そして安い物が良い物、という風潮が正直気に入らない。値段が高い物の方が良い物が相対的に多いのは間違いない。高くても駄目なもの「も」あるけど。
お金を払わない、という方向に進むのではなく、良い物にたくさんお金を払う、という姿勢でいたいと思う。そういう人が増えた方が、社会は幸せになるんでないかなぁ、と思うのだけど。どうなんでしょうか。