あんにんにっき。

日々思ったことや、おこったことを記録するブログ。要するに日記。

改善の可能性。あるいは未来が希望に溢れている、という事について。

 百式の中の人は、「計測できるものは改善できる」という言葉が好きだそうである
 この言葉、確かにその通り、と思わせられる。計測する事で位置が分かれば前に進んでいるのか後ろに下がっているのか知ることができる。知ることができれば、対策を打つこともできるし、対策の効果を知ることもできる。まさに、改善の第一歩である。
 が、世の中には計測が難しい物、というのもあったりする。定量化する事ができない物もある。そのような物は改善できないのだろうか?
 と、思っていたのだが。先日、WEB+DBPressのVol38でこれに対する答えの一つを見つけた。引用してみる。

たとえば「愛情」は定量化できないと言われる物の代表例でしょう。しかし、愛情を定量的に測るために、相手と会話をした時間を単位にすることはできます。

 すばらしい。
 筆者は会話の時間だけが尺度ではなく、花束を贈った回数でも一緒に写真を撮った回数でもいい、まずは定量化のための単位を決める事だと書いています。そして、定量化できないと切って捨てると、結局何もできないと説いている。…DBのチューニングの記事なんだけどね。
 これと最初の「計測できるものは改善できる」を組み合わせると…。なんだ、この世のすべては改善可能という事ではないか。
 繰り返す。本当にすばらしい。すなわち、私たちの未来は希望にあふれているという事なのだ。