能動的にやろう、と思った話
その昔、とあるところで副店長をしていた頃、店長と一緒にアルバイトの面接をした事がある。
とあるアルバイト志願者が来たのだけど、店長と二人で話した結果落としたのである。まあ、全体的に駄目っぽい人だったので二人で話す必要も無かったのかもしれないが。
その時、その人の言葉で印象的な言葉がある。
曰く。「言われればなんでもやります」
うーむ、言われたらやるのはあたりまえなのであって、アピールポイントとしてわざわざ言われてもね、って感じ。言われてもやらない、という事もあるかもしれないが(上司の命令だからといって、倫理的に駄目な事だってある)面接でわざわざそういう事をいう人はいないわけで。
アルバイトなんだから、「言われたらやるよ」ってレベルでいいのでは?とも思えるが、意気込みとしてそのレベルでは、実地でのレベルも知れようというもの。
ちなみに、その志願者は後日母親と一緒に、どこが悪いのか聞きに来た(半分クレームをつけに来た感じ)。落として正解だったと思った。*1
それを反面教師にってわけでもないが、自分も「言われたらやる」という姿勢ではなく能動的に動きたいと思う。ちょっと油断すると、受身になっていたりして、そこが恐ろしいところではあるが。
あと、母親と一緒に文句言いに行かないことも学んだ。ここ重要。
*1:聞きに来るのはともかく、親と一緒というのはちょっと理解不能。