あんにんにっき。

日々思ったことや、おこったことを記録するブログ。要するに日記。

匿名賛成

 以下のような主張を読んだ。
 http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/fbfaca6dfadef82fccf2c9349c12ae91

私は「批判するな」といっているのではない。匿名の暗闇に隠れて他人に石をぶつけるのは卑怯者だといっているのだ。批判というのは、反論を覚悟し、それに耐えるように注意深くするものだ。そういう責任も負わない匿名のコメントは、言論の名に値しない。

 そうなんだろうか。
 まず第一に、匿名だろうがなんだろうが、他人に石をぶつけるのは卑怯者である。
 次に、言論の内容が確かならば、匿名かどうかという事を問うのは意味が無い。
 たとえ総理大臣の言葉であっても悪い物は悪いし、子供の発言だって良い物は良い。この人が言ったのだから良い内容であるor悪い内容である、という事になるのであれば、名前という属性と言葉を関連づけるのは当然だが、それは言葉の内容を見誤らせる元なのではないかと思う。
 そもそも、匿名かどうかという事と、発言の内容は直交する概念のように思われるのだが、どうだろうか。
 他人に石をぶつけるような発言をする、という事と匿名という事は切り分けて考えるのが適切であるように思われる。
 そもそも、実名を名乗るかどうかなどという話は、そこから得られるメリットとデメリットを勘案して、自分で決定すればよいだけなのではないだろうか。
 個人的には、匿名で意見を述べる事のどこが悪いのか、まるで理解できないのだけれども。なんで、ヒステリックに反応する人がおおいのだろう。