あんにんにっき。

日々思ったことや、おこったことを記録するブログ。要するに日記。

でも、飛行機みたいな簡単な話でなかったり。

 さっきの話の追記。
 同じ飛行機の比喩になるが、顧客は「飛行機を作ってくれ」なんて言ってくれない。「羽がはえていて、空を飛んで、中には椅子が並んでいて、窓がついていて、着陸する時にタイヤがでるもの」という言い方になる。しかも、これくらい言ってくれればまだいいほうで、「羽がはえていて窓がついているもの」と、必要な要素が抜けていたりすることがある。肝心な部分の「羽がはえていて」が残っているならまだしも、「中には椅子が並んでいて、窓がついているもの」ってな状況になっていたりすることもある。顧客にとって、飛行機に「羽がはえている」なんてのは常識で、言うまでも無いことなので。
 そのうえ、いくつかの要素は最初に聞いた段階では実は間違ったりしていることもある。というわけで、きれいな椅子ときれいな窓がついた立派な家が建っていたり、という事になってしまったり。きちんとした技術力で、文句のない家が建っていても、それは乗れない飛行機なのだ。…難しい。