エムブリオマシン：練兵都市で遊んだ

練兵都市―Expansion:エムブリオマシンRPG (integral)

　ずいぶん前にエムブリオマシンRPGで遊んだことがある。そのときは、巨大ロボットものRPGの例に漏れず、戦闘ばかり面白くてTRPG部分はおまけだな、と思っていたが、練兵都市のサプリメントで遊んで感想が変わった。
　これは、戦闘以外でも面白い！
　軍人養成学校の学園都市を舞台に持ってきたことで、TRPG部分の充実がやりやすくなっている。学校ものの要素も、軍人ものの要素も両方遊べる（遊びの適用範囲が大きいのはいろんなシナリオができるということなのでやりやすいと思う）。
　押し付けすぎない程度の感情のルールがあるのもポイント高い。やっぱ学園ものは友情ものや恋愛ものが映える。
　今回やったシナリオは、カップルバスターになって、学内でいちゃいちゃしてる連中に嫉妬の炎をぶつけるって話だったけどな。

　ところで、戦争もののRPGをやるにあたって、昔RPGマガジンで桂令夫氏が書いていた、ガンダムの記事が面白く且つシナリオソースとして使えたとおもうのだけども、あれは書籍化されないものなのだろうか。
　ホビージャパンは、その辺きちんと展開してくれないからちょっと困るよな。ああいう読み物はあとからきちんと書籍化してほしいものです。いやまったく。