ご近所メルヒェンRPGピーカーブー
ご近所メルヒェンRPG ピーカーブー (Role&Roll Books)
- 作者: 河嶋陶一朗,落合なごみ,冒険企画局
- 出版社/メーカー: 新紀元社
- 発売日: 2008/09/26
- メディア: 新書
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能力値が数値ではなく、自転車、とかけんか、とか、がまん、とかいう動詞や名詞で記載されていて、どれが得意かによってなにがどのくらいできるか、とかが決まる、という仕組みがちょっと斬新(たとえば、勇気があれば、自転車の判定は-1でできる、とか。自転車があっても、勇気が-1で判定できたりするのだけど)
ちなみに、能力も性格もすべてダイスで決定される。男らしいシステムだ。
世界の方は、お化けが見える子供(基本、小学生っぽい)とお化けがペアを組んで、ちょっとした事件を解決する、というお話が中心になるっぽい。
お化けは特定の人にしか見えないし、お化けはお化けを見えない人にはちょっかい出せないとかいうことになっている。
ちょっと、どういう話を想定してイメージするかわかりにくいかも。お化けのQ太郎はみんなに見えてるし。JOJOは条件としてはあっているけど、話のイメージとはまったく違うし。
今回のシナリオだと、後半に決行痛い戦闘があって(戦闘のルールがそれなりに細かく決まっているのが意外かも)、そこもちょっと意外。あまり、メルヘンっぽいイメージの話ではなかった。リプレイ読んでいないのでわからないけど、どういう層がどういうイメージで遊ぶことを想定しているのかがちょっとつかみ取れなかった。
個人的には取っ付きにくいけども、こういうゲームが選択肢としてあるってのはとてもよいことなんでないかな。