あんにんにっき。

日々思ったことや、おこったことを記録するブログ。要するに日記。

実印用はんこ

 ローンを組む関係上、実印を作る事になった。
 普通のはんこでも印鑑登録さえしてしまえば実印になるのだけれども、さすがに普通に使うようなはんこを印鑑登録すると、「どれが実印だっけ?」ってな事になるのが目に見えているので、すごそうに見えるのを一つつくっておこうかな、と。
 で。時間が無いので(今週水曜日には必要なのだ)会社の近くにあるはんこ屋さんに行って、実印用のはんこ作ってくれ、と言ったら。これが結構高い。18000円した。DSより高いよ><
 高いと思う理由は、配送の時間を考慮した結果つかわないことにしたネットのはんこ屋さんだと、15cm径の物が8000円弱とかで平気であったりするから。比較するとあまりに高い気がする。まあ、時間の関係上選択肢はないので購入したのですけども。
 前に、スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学 という本を読んだとき、価格決定のメカニズムを読んで納得したのだが、今回実地でメカニズムを体感した次第。緊急に手に入る、という価値が差額の部分に充当する訳だ。
 とはいえ、ネットのはんこ屋でも、1週間あれば余裕で手に入るわけで、これは「ローンをするには実印が必要」という情報を知らなかった事による不利益と言えるわけでもある。
 結局、金銭的に安く挙げようと思えば、時間的コスト(安くなるタイミングを待てるか)や情報収集コスト(どこが最安か?どのような買い方が安いか?)といった追加コストを払わなければならないのだな、と痛感。これも、スタバではグランデを買え!に乗っていた内容な訳だが。ちっとも生かしてないな。情報を使用するコスト、というものも考えるべきだな。
 あと、予測して購入する、ってのも安く挙げる方法かも。もっと前の段階、時間があった時に「将来的に実印は必要になるだろうから、なるべく安く入手しておこう」と予測して行動をしていれば金銭的に安く買えていた可能性はある。
 もっとも、これは「買いはしたが実際には不要だった」というリスクも発生するわけで。より賢い消費行動か、というとちょっと疑問が残る。必要ない物は買わない(たとえば買いだめはしない、とか)、という戦略の方が長い目で見れば安くあがるような気はする。
 ま、はんこ買いながら、そんな事考えていた、という記録。