あんにんにっき。

日々思ったことや、おこったことを記録するブログ。要するに日記。

よくわからなくなってきた。

 初音ミクの話をちょっと前に書いたらなんか、すごいところからリンクされたようで、アクセスとかすごい増えたしコメントもすごい増えていて驚いていたり。
 で、いろいろとコメントで指摘されて分からなくなってきたこと。
 初音ミクを使って作った音楽は、誰のものなのか?って事。
 ※ 声優の人格権があるので駄目、とか絵の権利やキャラクターの権利を侵害している、というのは理解の及ぶ範囲です。初音ミクを使って作った音楽そのものは誰の物か?という事を考えています。


 私の当初の見解は、

  • 初音ミク」は、単なる音楽作成のためのツール。
  • だから、それを使って作った音楽は、作った人の著作物。
  • 著作物の権利は、著作者が持っているから、クリプトンが公開を制限するような話を持ち出すのはおかしいんじゃないだろうか?

 というもの。


 ところが、どうもその見解そのものがおかしい、という意見もあるようで。

  • 初音ミク」は単なる音楽制作ツールなんかではない。
  • 初音ミク」はキャラクターとして売られている物。
  • だから、キャラクターとしてのイメージを守ったりする必要は当然ある。

 と、言うことであれば、全く持って納得のいく話。
 で、その場合、なんというか、初音ミクで作った音楽って、初音ミクというキャラクターを使った二次創作、って事なんだろうか?
 二次創作って事であれば、クリプトンが、公開を制限したりするのも理解できる話。
 ただ、二次創作、って事になると初音ミクを使って作った音楽全て、著作権的にはグレーって事になる訳なのかな?と。初音ミクを使って作った音楽も、厳密に言えば、全て著作権的にはグレー。黙認、という言葉が出てくるのも当然。

 使用許諾契約書を見返すに、どうもそう言うことのような気がする。

追記

 前回のエントリに、追加でコメントいただきました。
 確かに、契約の方についてはあまり詳しく追いかけていなかったようです。
 (最初はともかく途中からは)できるだけ先入観を排除して調べていこう、と思っていたのですけども、今回の件に否定的な感覚があって、それに引きずられた状態で調べ事をしていたのだと思います。
 契約関連とか、調べる事について別途指摘いただきましたので、そちらの方も引き続き調べていきたいと思っています。