2007年後半読んだ本
6月27日の日記で残り半年で30冊読もうと考えて、ちょこちょこ読んでいた。
いくつかは読んだ後、はてダに書いていたのだけれども、ちゃんと全部書いていなかった。
上の日記を書いてからはてダに書いたのが12冊分。書いてなかったのがたぶん13冊。と言うことは、計25冊か。硬軟とりまぜて色々読んだ。
あと5冊分残っているのだな。(メモから漏れてるのがありそうなので、もうちょっとは読んでるかも)
年末の休暇でフォローしよう。
とりあえず、はてダに書いていない分を簡単にフォローしておこう。
はてダに書いていない分
スタバではグランデを買え
経済の仕組みについて、身近な例を元に解説してある。
結構わかりやすく書かれているので、経済の仕組みをざっくり知りたいという人にはお勧めと思う。
能率手帳の流儀
自己啓発本の多くが、時間の使い方についてフォーカスしているのだが、この本では時間をどのように使ったかの記録、振り返りについてフォーカスしている。現状を把握する事の重要性に繋がるのだと思う。現状分析は改善の第一歩だし。
とりあえず、来年は紙の手帳も持とうかと思った一冊。
夢をかなえるゾウ
自己啓発本の類だが、物語仕立てで楽しんで読める、というのが特徴か。
こうすればこうなる、という説教臭さが無いのが良い点ではないかと。
無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法
10倍アップシリーズの第2弾。時間の使い方を投資・浪費・消費・空費に分類し、浪費・空費を減らし、投資の割合を増やすよう説いている。
時間に色を付ける、というのは使った時間を分析する上で、役に立つ方法だと思う。
移動を自転車で行う事で、移動という消費の時間に、体力をつける投資の時間とする、という方法論があげられている。
筆者の場合を例としてあげているが、投資の時間がかなり多い。が、家族と一緒に過ごす時間は投資、友人とワイワイすごしたりするのは浪費や空費に入る理由がよく分からない。英語の勉強や体力を付けるのが投資というのは分かる(将来にリターンがあるから)。家族と過ごす時間が投資と言うことは、家族から最終的にリターンを得る事を目的にしているのだろうか。だとしたら、ちと実利主義的すぎるような気もする。
1日30分を続けなさい!
勉強の習慣の重要性。
1日30分でも続けていくことで、何年か後にはやっていない人と大きな差がつく。継続は力。
最初は、30分でも続けていくことでって感じで読んでいたが、読み進めていくうちに、テレビを見ないとかなんとか、そういう方向にやっぱり話が進んでいく。勉強時間の絶対量の必要性。
30代で差がつく「人生戦略」ノート
何を勉強するのか、どのように勉強するのか。自分というブランドを高めるための勉強戦略。
戦略なので、効率や、勉強したことに対するリターンに注目している。
エンジニアのための時間管理術
エンジニアの中でも、アドミニストレータに類する人向けと思われる。が、私のようなプログラマにとっても参考になることは多い。
どちらかというとHowto中心か。
ルーチンワーク化していく事で、同じ事をする際に無駄な時間をかけなくしていく、というような方向性。たとえば、毎週決まった日にガソリンを入れることで、まだ大丈夫だけどガソリン注いでおこうか、だいぶ少なくなってきたけど時間がおしてるから後にするべきか、とかいう無駄な事を考える時間を無くしたり、とか。
ルールや法則を作るという事から時間管理にアプローチするあたりが、エンジニアのための、ってところなのかな。
プログラマの数学
結城先生の本。
数学基礎の中でも、プログラマにとって特に重要なものについて、非常にわかりやすくかみ砕いて説明してある本。
集合とかは実はちょっと苦手な分野だったのだけれども、なんか分かったような気がしてきた。
プログラマで且つ数学とか絶対大丈夫って言い切れない人であれば、一度は目を通しておいても良いかも。
レバレッジシンキング
レバレッジシリーズ。レバレッジというのは梃子の原理の梃子の事。
小さい力であっても、投入するポイントを選択・集中することで大きな効果を得る、という事ですね。
レバレッジリーディングでは、本を読む事に対してのレバレッジの効かせ方を説明していたが、この本では、時間・人脈・労力・知識に対するレバレッジの効かせ方を説明している。
レバレッジリーディング
レバレッジシリーズ。
ここで言うレバレッジは、本(ビジネス書)を読む事で、ノウハウや知識を得る時間を短縮する、と言うこと。
先人の智恵を参考にする、と言い換えることもできる。
本を読んだら要約のメモを作る。で、一度読んだ本はもう読まない(要約あるから)。等々。
本を本として扱うのではなく、知識を得るための道具として徹底利用するための手引き書。