苦ければ苦いほど効く、わけではなさそうだ。
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良薬は口に苦し、というけれど、苦ければ苦いほど効く、というわけではない。
仕事が辛くて苦しくて、より苦しいほど自分のためになる、というわけではない。
確かにその通りかもしれない。
が、振り返って考えてみるに、私は既にそういう思考形態の枠に嵌っているような気がしてならない。
どちらかというと、苦い思いをしたからすごく効いて欲しい、ではなくて、苦い思いをしてないのだから効かないのは仕方ない、って思考に嵌っている感じ。
まあ、心理学的には仕方ないのではないか、と思われる。認知的不協和という奴。苦い思いをしているのだから、効くはずだ、という思いこみ。プラシーボって奴もあるので思いこみがすべて悪いわけではないと思うが。
しかし、実際には苦さと効能には必ずしも相関関係があるわけではないのだから。うまいこと効能だけを取り込んでいけるようにしたいところ。