あんにんにっき。

日々思ったことや、おこったことを記録するブログ。要するに日記。

物を捨てるという事

 なかなか進まない部屋の片づけプロジェクト再発動という事で、部屋にある本をザクザクと捨てる事を試みる。まだまだ捨てきれないけど。
 本を読むと感動したり感心したりする。そういった本はもう一度読み返したい、その時の感情をもう一度味わいたい、と思う性格だ。なので、捨てることなくずっと残してある。中学生のときに読んだ小説とかも残っている。
 片づけするとはいえ、そういう本を捨てるというのは、その時感じた自分の感情を否定するような気がして、捨てることにどうにも躊躇してしまう。そういう躊躇をせず、1年以上頁をめくらなかった本なんてのはルールにのっとって潔く捨てるのが捨てる技術、ってことなんだろうけども。
 でも、やっぱり自分を捨てているような気がして気が引ける。
 せっかくなので、廃棄前にもう一度読んでみようとか思ったり。
 そんなことをしているから、いつまでたっても本は捨てられないし、時間も過ぎていく。その上何も進んでいないという悪循環。
 大事なのは本という媒体ではなくて、それを読んで感じた自分の心のはずなのに。不思議不思議。